注文住宅をおしゃれにしたい方必見!デザイン事例と15のコツ

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「せっかく注文住宅を建てるなら、誰もが憧れるようなおしゃれな家にしたい」

家づくりを考え始めた多くの方が、そう願うのではないでしょうか。しかし、いざ「おしゃれな家」を具体的に考え始めると、「何から手をつければいいの?」「どんなデザインがあるの?」「おしゃれさを追求して住みにくくならない?」といった疑問や不安が次々と湧き出てくるものです。

この記事では、そんなあなたのための「おしゃれな注文住宅づくりの完全ガイド」として、以下の内容を詳しく解説していきます。

  • 人気のデザインスタイル6選
  • 場所別におしゃれを実現する15のコツ
  • 後悔しないための4つの注意点
  • 理想を叶えるパートナー(住宅メーカー)の見つけ方

この記事を最後まで読めば、あなただけの「おしゃれで心地よい、世界に一つだけの家」を建てるための、具体的な道筋が明確になるはずです。

デザイン性に優れた建築実例をいち早くご覧になりたい場合は、

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

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まずは知りたい!【2025年最新版】人気のおしゃれな注文住宅デザインスタイル6選

「おしゃれ」と一言で言っても、そのテイストは様々です。まずは、どのようなデザインスタイルがあるのかを知り、ご自身の理想のイメージを固めることから始めましょう。ここでは特に人気の高い6つのスタイルをご紹介します。

モダンハウス

写真:プリンシパルホーム/浜風を感じるホテルライクな上質モダン

Natural House写真:プリンシパルホーム/Natural House

カリフォルニア風の家

写真:プリンシパルホーム/カリフォルニア風の家

1. シンプルモダン

直線的でシャープなフォルムが特徴の、洗練された都会的なスタイルです。白、黒、グレーといったモノトーンを基調とし、ガラスや金属などの無機質な素材を取り入れることで、生活感のないスタイリッシュな空間を演出します。

  • 特徴: 凹凸の少ないスッキリとした外観、大きな窓、華美な装飾を排したシンプルな内装。
  • ポイント: 家具もシンプルで機能的なものを選ぶと、空間全体に統一感が生まれます。収納を壁面や見えない場所に確保し、生活感を隠す工夫が重要です。

2. ナチュラル

無垢材の床や漆喰の壁など、自然素材をふんだんに使い、木のぬくもりとやさしい風合いを大切にするスタイルです。まるで森の中にいるような、温かみと安らぎを感じられる空間は、子育て世代を中心に根強い人気を誇ります。

  • 特徴: 明るい木材、アースカラー(ベージュ、アイボリー、グリーンなど)の色使い、観葉植物との相性の良さ。
  • ポイント: 梁(はり)をあえて見せる「現し梁」や、木の質感を活かした家具を取り入れると、よりナチュラルな雰囲気が高まります。

3. 北欧

冬が長く室内で過ごす時間が長い北欧の国々で生まれた、明るく心地よいスタイルです。ナチュラルテイストをベースにしながらも、アクセントとして鮮やかな色や幾何学模様のテキスタイルを取り入れるのが特徴。

  • 特徴: 白木や白を基調とした明るい内装、機能的で美しいデザインの家具、温かみのある照明。
  • ポイント: 大型家具販売店で、デザイン性の高い家具や雑貨が手に入りやすいのも魅力。ペンダントライトやファブリックパネルで、遊び心を加えるのがおすすめです。

4. 和モダン

日本の伝統的な建築美と、現代のモダンなデザインを融合させたスタイルです。畳、障子、格子、塗り壁といった「和」の要素を取り入れつつ、フローリングやソファを合わせることで、現代のライフスタイルに合った落ち着きのある空間を生み出します

  • 特徴: 低い重心の家具、直線的なデザイン、内外のつながりを意識した縁側や中庭。
  • ポイント: リビングの一角に小上がりの畳スペースを設けたり、間接照明で陰影をつけたりすると、グッと趣のある空間になります。

5. インダストリアル

工場や倉庫をリノベーションしたような、無骨でヴィンテージ感あふれるスタイルです。コンクリート打ちっぱなしの壁、むき出しの配管、古材やアイアンといった素材感が魅力で、個性的でカッコいい空間を求める方に人気です。

  • 特徴: コンクリート、アイアンなどの素材感、ダークな色調。
  • ポイント: レザーのソファやヴィンテージ家具との相性は抜群。照明はエジソンランプなど、レトロなデザインのものを選ぶと雰囲気が高まります。

6. カリフォルニアスタイル

アメリカ西海岸の開放的でリラックスした雰囲気を表現したスタイルです。白やブルーを基調とした爽やかな空間に、サーフボードや流木、ヘリンボーン柄の壁などを取り入れ、リゾートのような非日常感を演出します。

  • 特徴: 板張りの壁(ラップサイディング)、カバードポーチ、吹き抜けのある開放的なリビング。
  • ポイント: 使い込んだデニムのような色合いや、観葉植物を多く配置することで、より西海岸らしいラフな雰囲気が生まれます。

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【場所別】注文住宅をおしゃれにするための設計アイデア&15のコツ

理想のスタイルが見えてきたら、次はいよいよ具体的な設計のポイントです。家の印象を大きく左右する以下の要素に分けて解説します。

  • 「外観」
  • 「間取り」
  • 「内装」
  • 「照明」
    の4つの要素に分けて、おしゃれに見せるための15のコツを徹底解説します。

外観・外構:家の第一印象を決める最重要ポイント

家の顔となる外観は、道行く人の目にも触れる場所。素材や形状にこだわることで、個性を表現できます。

1. 外壁材の選び方で差をつける 外壁は家の面積の大部分を占めるため、素材選びが印象を決定づけます。

  • ガルバリウム鋼板: シャープでモダンな印象。耐久性が高く、黒やシルバー、グレーなどが人気。
  • 塗り壁(ジョリパットなど): 職人の手仕事による温かみと独特の質感が魅力。コテの仕上げ方で表情が変わります。
  • サイディング: デザインや色の種類が豊富でコストパフォーマンスに優れます。木目調やタイル調など、リアルな質感が人気。
  • 異素材の組み合わせ: 塗り壁と木板張り、ガルバリウムとタイルなど、複数の素材を組み合わせることで、単調にならず立体感のある外観になります。

2. 窓の形と配置でリズムを生む 窓は採光や通風だけでなく、外観デザインの重要なアクセントです。同じ大きさの窓を規則正しく並べる、スリット窓(縦長・横長の細い窓)をリズミカルに配置するなど、窓の「見せ方」を意識しましょう。

3. 屋根の形にこだわる 屋根の形状は、家のシルエットを決めます。シャープな印象の「片流れ屋根」、シンプルな「切妻屋根」、重厚感のある「寄棟屋根」など、スタイルに合わせて選びましょう。太陽光パネルの設置効率なども考慮すると合理的です。

4. シンボルツリーや照明で外構を演出 建物だけでなく、外構(エクステリア)までトータルで計画することがおしゃれな家の秘訣です。玄関アプローチに植えるシンボルツリーは家を豊かに見せ、夜間に建物をライトアップする外構照明は、昼間とは違う幻想的な表情を生み出します。

間取り:おしゃれと暮らしやすさを両立させる

間取りは、日々の生活のしやすさはもちろん、空間のおしゃれさにも直結します。

5. 開放感を生む「吹き抜け」 リビングや玄関に吹き抜けを設けることで、縦方向への広がりが生まれ、圧倒的な開放感が得られます。高い位置に窓を設ければ、部屋の奥まで自然光が届く明るい空間になります。

6. 空間をつなぐ「リビング階段」 リビング内に階段を設けることで、1階と2階のつながりが生まれ、家族のコミュニケーションが活発になります。デザイン性の高いスケルトン階段(蹴込み板がない階段)にすれば、それ自体がおしゃれなインテリアの一部になります。

7. 生活がスムーズになる「回遊動線」 「キッチン→パントリー→洗面脱衣室→ファミリークローゼット」のように、家の中を行き止まりなくぐるぐると回れる動線計画です。家事効率が格段にアップするだけでなく、空間に広がりと変化が生まれます。

8. 空間を有効活用する「スキップフロア」 床に高低差をつけることで、壁で仕切らずに空間をゆるやかに区切る手法です。視線が抜けるため、実際の面積以上に広く感じられます。中二階を書斎にしたり、半地下を収納にしたりと、空間を立体的に活用できます。

内装:素材と色使いで差がつくインテリア

内装は、毎日過ごす空間の心地よさを決める重要な要素です。細部までこだわることで、洗練された空間が完成します。

9. 壁紙・クロスは「アクセント」を意識する 部屋の壁の一面だけ色や柄を変える「アクセントクロス」は、手軽に空間の印象をガラリと変えられる人気のテクニックです。テレビの背面や寝室のヘッドボード側などに取り入れるのがおすすめです。

10. 床材は「本物」の質感にこだわる 床は肌が直接触れる部分。無垢材のフローリングは、足触りが良く、経年変化で味わいが増していきます。リビングは温かみのある無垢材、水回りは掃除のしやすいタイルやフロアタイルなど、場所によって使い分けるのも良いでしょう。

11. 空間を引き締める「建具(ドア)」選び ドアのデザインや色も空間の印象を左右します。天井までの高さがある「ハイドア」は、空間をスッキリと広く見せる効果があります。壁の色と合わせるか、逆にあえてアクセントカラーにするかで印象が大きく変わります。

12. スイッチやコンセントにも美意識を普段あまり意識しないスイッチやコンセントですが、デザイン性の高いものを選ぶだけで、空間がグッと洗練されます。インダストリアルなトグルスイッチや、シンプルなスクエア型のものなど、インテリアに合わせて選びましょう。

照明計画:空間を劇的に変える光の魔法

照明は単に部屋を明るくするだけのものではありません。光と影をコントロールすることで、空間に奥行きとムードが生まれます。

13. 「一室一灯」から「一室多灯」へ 部屋の真ん中にシーリングライトが一つだけ、というのは過去の考え方。ダウンライト、ペンダントライト、ブラケットライト(壁付け照明)、間接照明などを複数組み合わせる「一室多灯」が現代の主流です。

14. 間接照明で上質な空間を演出 天井や壁に光を当て、その反射光で空間を照らす間接照明は、柔らかく落ち着いた雰囲気をつくります。テレビボードの下や、カーテンボックスの上、天井の折り上げ部分などに仕込むのが効果的です。

15. フォーカルポイントを照らす フォーカルポイント(視線が自然と集まる場所)となるアートや飾り棚、観葉植物などをスポットライトで照らすと、空間にメリハリが生まれ、ギャラリーのような上質な雰囲気になります。

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おしゃれな注文住宅で後悔しないための4つの注意点

デザインばかりを優先すると、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにもなりかねません。おしゃれで、かつ長く快適に暮らせる家にするために、以下の4つの点に注意しましょう。

1. 「おしゃれ」の価値観を家族で共有する

自分にとっては「おしゃれ」でも、家族にとってはそうでないかもしれません。デザインの方向性や好みのスタイルについて、家族全員で話し合い、イメージのすり合わせをしましょう。

2. 見た目と実用性のバランスを考える

デザイン性を追求するあまり、日々の暮らしやすさを犠牲にしては本末転倒です。

  • 吹き抜け: 開放的でおしゃれですが、冬場の暖房効率や音の響きやすさ、照明器具の交換方法などを考慮する必要があります。
  • アイランドキッチン: デザイン性が高く人気ですが、油はねや匂いが広がりやすいという側面も。強力な換気扇やオイルガードの設置が必須です。
  • 収納: 見た目をスッキリさせるために収納を減らしすぎると、モノが溢れてしまい、結局おしゃれな空間を維持できなくなります。生活動線に合わせた適材適所の収納計画が不可欠です。

3. 予算オーバーに注意!コストをかける場所の優先順位を決める

おしゃれな素材や設備は、どうしてもコストが高くなりがちです。こだわりたい部分と、コストを抑える部分のメリハリをつける「優先順位決め」が重要です。

例えば、「LDKの内装にはこだわるが、個室の仕様は標準的なものにする」といった判断が必要です。

4. 家具・家電とのトータルコーディネートを忘れない

家だけが完成しても、暮らしは始まりません。今使っている家具や家電、これから購入する予定のものをリストアップし、それらが新しい家の内装と調和するかを考えましょう。

設計段階で家具のサイズや配置まで決めておくと、コンセントの位置などで失敗することがありません。

理想を叶えるパートナー探し!おしゃれな注文住宅が得意な会社の見つけ方

ここまで様々なコツや注意点を解説してきましたが、最終的に理想の家が実現できるかどうかは、依頼する住宅会社の力量にかかっています。おしゃれな注文住宅づくりを成功させるための、パートナー探しのポイントをご紹介します。

1. 施工事例でデザインの方向性を確認する

最も重要なのが、その会社の施工事例を見ることです。会社のウェブサイトやカタログをチェックし、自分たちが「好きだな」と思える家を数多く建てているかを確認しましょう。デザインの引き出しの多さや、提案力の高さを推し量ることができます。

2. 設計士や建築家との相性も重要

注文住宅は、担当する設計士や建築家との共同作業です。こちらの曖昧な要望を汲み取り、プロの視点から「+α」の提案をしてくれるかどうかが鍵となります。打ち合わせの中で、話しやすさや価値観が合うかなど、人としての相性も見極めましょう。

3. 完成見学会やモデルハウスに足を運ぶ

写真だけではわからない、素材の質感や空間のスケール感、光の入り方、空気感を肌で感じることが大切です。可能な限り多くの完成見学会やモデルハウスに足を運び、その会社の「標準仕様」や「デザインのこだわり」を体感しましょう。その際に、デザインの意図や使われている素材について質問してみるのも有効です。

まだ、家づくりの相談するほどでもない。。。

まだ、「今の段階では相談するほどでもない」ということであれば、カタログで、自分の描くイメージと弊社の建築デザインが一致するか確認してみてください。

イメージする空間設計が同じであれば、そこで初めて弊社までお問合せを頂ければと思います。

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まとめ:世界に一つだけの「我が家」をおしゃれに、心地よく

今回は、おしゃれな注文住宅を建てるための具体的な方法から、後悔しないための注意点、会社選びのポイントまでを解説しました。

おしゃれな家づくりは、単に見た目が良いだけでなく、そこに住む家族の暮らしを豊かにし、愛着を持って長く住み継いでいくための大切なプロセスです。

この記事でご紹介した数々のヒントを参考に、まずはご家族で「どんな暮らしがしたいか」「どんな空間が好きか」を話し合うことから始めてみてください。そして、その夢を共有し、最高の形で実現してくれるパートナーを見つけ出し、世界に一つだけの、あなたらしい「おしゃれで心地よい家」を完成させてください。

あなたの家づくりが、最高に楽しく、満足のいくものになることを心から願っています。

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