完全自由設計と自由設計の違いは?特徴についても解説

この記事は約4分で読めます。

「いつかは自分たちの理想の家を建てたい」

そう夢見ているご夫婦も多いのではないでしょうか。しかし、いざ家づくりを考え始めると、「自由設計」や「注文住宅」といった言葉が飛び交い、何がどう違うのか、自分たちにはどちらが合っているのか分からず、頭を抱えてしまうかもしれませんね。

住宅購入を検討している多くのご夫婦があなたと同じように建築用語に戸惑っていらっしゃることでしょう。夢と希望を胸に家づくりをスタートしたものの、インターネットで情報収集をしても専門用語ばかりでチンプンカンプン。「このままでは、イメージと違う家になってしまうかも…」そんな漠然とした不安を抱えていませんか?

まずは、結論からお伝えしますと

完全自由設計=フルオーダー
自由設計=セミオーダー(規格住宅)

各建築会社によって、この表現は異なります。

この記事では、「完全自由設計」と「自由設計」の本当の違いを、皆様にも分かりやすく解説します。

この記事を読み終える頃には、きっとあなた方も

「なるほど、そういうことだったのか!」

と納得し、自信を持って家づくりに臨めるようになるはずです。

関連コンテンツ

自由設計とは?注文住宅と建売住宅の違いとメリット・デメリットを徹底解説

「注文住宅」ってそもそもどんな家?

まずは、家づくりを考える上でよく耳にする「注文住宅」について、その定義から見ていきましょう。注文住宅とは、一言でいえば「建売住宅のようにあらかじめ間取りやデザインが決まっているものではなく、お客様の要望に基づいて一から設計・建築される住宅」のことです。

土地探しから始まり、間取り、デザイン、設備、内装、外装に至るまで、すべてを自分たちの好みやライフスタイルに合わせて決めていくことができます。

夫婦の趣味が共通していればそれを反映した空間に、小さなお子さんがいる家庭であれば成長に合わせた間取りに、といった具合に、家族のこだわりを最大限に詰め込むことができるのが最大の魅力と言えるでしょう。

しかし、その分、設計の打ち合わせから施工、完成まですべてのプロセスに施主であるご夫婦が深く関わることになります。そのため、時間や労力がかかることは避けられません。ハウスメーカーや工務店選びも重要なポイントとなり、担当者との相性も家づくりを成功させるカギとなります。

関連記事

注文住宅と建売住宅の違いは?費用面と特徴から違いを説明

資料請求バナー

\理想の家づくりは情報収集から!プリンシパルホームの7つのカタログ無料進呈/

「完全自由設計」は「自由設計」の違い

さて、それでは本記事の題材でもある「完全自由設計」は、「自由設計」とどのように違いがあるのでしょうか?

厳密に言えば「完全自由設計」は「注文住宅」の一部、あるいは注文住宅の「設計の自由度」を指す言葉として使われることが多いです。

一般的な解釈としては、以下の2つのパターンで使われることが多いです。

完全にゼロから作り上げる「フルオーダー」の注文住宅

この場合、「自由設計」は文字通り、間取り、デザイン、素材、設備など、家のあらゆる要素を施主の希望通りに、設計士と相談しながら自由に決めていくことを意味します。これが最もイメージされる「注文住宅」の姿かもしれません。土地の形状や周辺環境に合わせて、唯一無二の家を建てることが可能です。

ハウスメーカーの用意したプランをベースに一部変更する「セミオーダー」の注文住宅

多くのハウスメーカーでは、あらかじめいくつかのプランを用意しており、その中からベースとなるプランを選び、間取りの変更や壁紙、設備のグレードアップなど、ある程度の範囲でカスタマイズできる「自由設計」を謳っています。こちらは「フルオーダー」よりも費用を抑えられたり、打ち合わせ期間が短縮されたりするメリットがあります。しかし、完全に自由というわけではなく、選べる範囲に制約がある点には注意が必要です。

「自由設計」という言葉が使われる際には、どの程度の自由度があるのか、具体的な内容をハウスメーカーや工務店にしっかり確認することが重要です。漠然と「自由設計」と聞くと、すべてが思い通りになると思いがちですが、実際には選択肢が限られているケースもあるので、注意深く情報収集しましょう。

資料請求バナー

\理想の家づくりは情報収集から!プリンシパルホームの7つのカタログ無料進呈/

 

タイトルとURLをコピーしました