「毎月払っている家賃、本当にこれでいいのかな?」
共働きで頑張っているのに、家賃として消えていくお金を見るたびに、そんな風に感じているご夫婦は多いのではないでしょうか。
「このお金を貯金に回せたら、もっと豊かな生活ができるのに」
「いつか自分たちの家を持ちたいけど、何から始めたらいいのか…」
もしあなたがそう考えているなら、それは自然なことです。賃貸暮らしが「無駄」だと感じるのは、決して間違った感覚ではありません。なぜなら、家賃は基本的に「消費」であり、あなたの資産にはならないからです。
しかし、家賃を「無駄」と感じるその気持ちこそが、あなたの未来をつながる原動力になります。
- なぜ多くの人が家賃を「無駄」と感じるのか
- 「もったいない」という気持ちを、資産を築くための原動力に変える
- 賃貸から理想のマイホームを手に入れるための、具体的な3つの手順
この記事では、賃貸に住みながらも「家賃が無駄」という考えを乗り越え、賢く資産を築き、最終的に理想の住まいを手に入れるための具体的な方法をご紹介します。

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家賃が無駄と感じる理由とは?
なぜ多くの人が「家賃が無駄」と感じるのでしょうか?その根底には、賃貸と持ち家との明確な違いがあります。
払い続けても自分のものにならない家賃
賃貸物件に住んでいる限り、毎月どれだけ高額な家賃を支払っても、その部屋があなたのものになることはありません。住み続ければ続けるほど、支出は増えていきますが、それはあくまでも「部屋を借りるための費用」であり、資産形成には繋がりません。
一方、持ち家であれば、住宅ローンを返済することで、最終的にはその家が自身の資産となります。将来的な売却や、老後の住居費負担の軽減など、長期的なメリットを享受できるのです。
住宅ローンの返済との比較における家賃
「毎月の家賃と住宅ローンの返済額、大して変わらないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、両者には決定的な違いがあります。
住宅ローンの返済には、元金と利息が含まれます。元金の部分は、将来的にあなたの資産となる家の価値を積み上げていくものです。つまり、返済額の一部は「貯蓄」や「投資」に似た性質を持つと言えます。
しかし、家賃にはそのような資産形成の側面は一切ありません。全てが消費として消えていくため、長期的に見れば大きな機会損失となっている可能性があります。
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家賃を払って賃貸物件に住むメリット
家を購入することも憧れがありますが、賃貸に住み続けるという考えもあります。デメリットだけでなく、メリットもいくつかありますので考えてみましょう。
固定資産税の心配がない
賃貸物件の最大のメリットは、固定資産税や修繕費といった維持費を心配する必要がないことです。これらの費用は家主が負担するため、予期せぬ出費に悩まされることがありません。
固定資産税は、土地や建物を所有している人に課せられる税金であり、その額は物件の評価額に基づいて決定されます。持ち家の場合は、毎年必ず支払う必要があり、その負担は決して小さくありません。しかし、賃貸物件に住む場合は、これらの税金を気にする必要がないため、経済的な負担を軽減することができます。
修繕費がかからない
修繕費も同様です。建物は年月とともに劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要になります。屋根の修理、外壁の塗り替え、水回りの改修など、修繕箇所は多岐にわたり、その費用も決して安くはありません。特に、築年数が古い物件の場合は、大規模な修繕が必要になることもあり、費用がかかることがあります。
これらの修繕費用は家主が負担するため、入居者は安心して住み続けることができます。もちろん、故意または過失による破損の場合は、修繕費用を負担する必要がある場合もありますが、通常の使用による経年劣化については、家主が責任を負います。
ライフステージに合わせた住み替えが容易
結婚、出産、子供の成長など、ライフステージの変化に合わせて住み替えがしやすいのも賃貸の魅力です。家族構成や収入の変化に合わせて、最適な住環境を選べます。例えば、独身時代は都心に近いワンルームマンションに住んでいた人が、結婚を機に郊外の広いファミリー向けの一戸建に引っ越すといったケースはよくあります。
子供が生まれた場合は、さらに広い部屋が必要になるかもしれません。子供部屋を確保したり、子供が安全に遊べる庭付きの戸建てに引っ越したりすることも可能です。
また、子供が成長するにつれて、学区を考慮して住み替えを検討することもあるでしょう。賃貸であれば、これらのライフステージの変化に合わせて、柔軟に住み替えをすることができます。
「家賃が無駄」という気持ちを資産形成のバネにする
「家賃が無駄」だと感じるのは、決してネガティブな感情だけではありません。むしろ、それはあなたのお金に関する不安が解消され、健全な状態とも言えます。
まずは、現在の家計状況を客観的に把握することから始めましょう。
毎月の家賃が家計に占める割合を把握する
手取り収入に対して、家賃がどれくらいがいいか、どの程度の割合を占めているかを確認してください。一般的に、家賃は手取り収入の25%〜30%以内が理想とされています。これを超えている場合、家計を圧迫している可能性があります。
無駄な支出を洗い出し、削減する
家賃以外の固定費や変動費を見直し、削減できる部分がないか徹底的に洗い出しましょう。スマートフォンのプラン、使っていないサブスクリプション、外食の頻度など、見直しの余地はたくさんあるはずです。削減できたお金は、将来のマイホーム購入資金として貯蓄に回すことができます。
賃貸から戸建て購入への具体的な流れ
「家賃が無駄」という気持ちを原動力に、賃貸暮らしを卒業し、理想の住まいを手に入れるための具体的な流れを見ていきましょう。
1. 資金計画を立てる
マイホーム購入の第一歩は、綿密な資金計画を立てることです。
頭金の目標額を設定する
頭金は、住宅ローンの借入額を減らし、将来的な返済負担を軽減するために非常に重要です。一般的に、物件価格の1割〜2割程度が目安とされていますが、無理のない範囲で目標額を設定しましょう。
住宅ローンの事前審査を受けてみる
現在の収入や借り入れ状況で、どのくらいのローンが組めるのかを事前に把握しておくことは、物件選びの指針となります。複数の金融機関で事前審査を受けて、金利や条件を比較検討することをおすすめします。
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2.情報収集と物件探し
具体的な資金計画ができたら、いよいよ物件探しです。
マイホームの条件を明確にする
どんな場所に住みたいのか、間取りはどのくらい必要か、新築か中古かなど、夫婦でよく話し合い、マイホームに求める条件を明確にしましょう。優先順位をつけておくことも大切です。
不動産相談や住宅相談会に参加する
インターネットの情報だけでなく、実際に不動産会社を訪れたり、住宅展示場で実物を見たりすることで、より具体的なイメージを掴むことができます。プロの意見を聞くことも重要です。
3. 賃貸から持ち家への移行計画
いよいよ具体的な移行計画を立てます。
引渡しまでの期間を考慮したスケジュール
住宅ローンの契約から引渡しまでには、ある程度の期間を要します。現在の賃貸契約の更新時期なども考慮し、無理のないスケジュールを立てましょう。
賃貸退去費用や引っ越し費用も考慮する
現在の賃貸物件の退去費用や、引っ越し費用も予算に組み込んでおく必要があります。見落としがちな費用ですが、意外と高額になることもあるので注意が必要です。
家賃は無駄ではないが、持ち家という考え方もある
「家賃が無駄」と感じる気持ちは、あなたの未来をより豊かにするための気持ちです。
賃貸に住んでいると、毎月の家賃がただ出ていくだけに感じてしまいがちです。しかし、その「無駄」だと感じるお金を、「未来への投資」と捉え直すことで、あなたの人生は大きく変わります。
確かに、持ち家には固定資産税や維持費といったコストがかかります。しかし、それらはあなたの「資産」を守り、価値を高めるための費用です。賃貸で支払う家賃は、どんなに払い続けても決してあなたの資産にはなりません。
「家賃が無駄」というネガティブな感情を、「賢くお金を使い、未来を築く」というポジティブな行動へと転換させることが、あなたの将来に投資するという前向きな考え方ですよね。
今日から、夫婦で話し合い、一歩踏み出してみませんか?家賃を「無駄」と感じるその気持ちを大切しながら、家族との暮らしを見つめてみる機会になれば幸いです。
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