狭小住宅に中庭という選択で光と風に満ちた暮らしを手にいれる

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「都心での暮らしは便利だけど、もう少し家に開放感が欲しい…」
「お隣との距離が近くて、日当たりや視線が気になる…」

東京で家づくりを考える30代、40代のご夫婦にとって、このような悩みは尽きないかもしれません。特に敷地が限られる「狭小住宅」では、プライバシーや採光、風通しの確保は大きな課題ですよね。

「でも、狭いから仕方ない…」と諦めてしまうのは、まだ早いかもしれません。

実は、そのお悩みを解決し、むしろ暮らしを豊かにしてくれるのが「中庭」という選択肢です。

こんにちは。私たちは東京で、年間100棟の新築住宅を手掛けるハウスメーカーです。これまで多くのお客様の「理想の暮らし」を形にしてきた経験から、今回は狭小住宅と中庭の可能性について、余すところなくお伝えします。

ぜひ、ご夫婦で理想の暮らしを想像しながら読み進めてみてくださいね。

狭小住宅に「中庭」をつくる、想像以上のメリットとは?

「狭い土地なのに、さらに中庭をつくったら家が狭くなるのでは?」と思われるかもしれません。もちろん、物理的な床面積は減ります。しかし、それを補って余りあるほどのメリットが、中庭にはあるのです。

驚くほど明るく、風通しの良いリビングに

狭小住宅の一番の悩みは、やはり「暗さ」と「風通しの悪さ」ではないでしょうか。隣家が迫っていると、大きな窓を設けても十分な光が入らず、日中でも照明が必要になることがあります。

しかし、家の中心に中庭を設けることで、空からの光をダイレクトに住まいの奥まで届けることができます。中庭に面して大きな窓を設置すれば、どの部屋にいても自然光を感じる、明るく開放的な空間が生まれるのです。

また、中庭は風の通り道としても機能します。中庭があることで家の中に高低差が生まれ、空気が自然と循環しやすくなります。窓を開ければ、家全体を心地よい風が吹き抜けていく。そんな気持ちのいい毎日を想像してみてください。

我が家だけのプライベートなアウトドア空間が手に入る

「庭でバーベキューをしたい」「子どもを安心して遊ばせたい」「ガーデニングを楽しみたい」

そんな憧れも、都心の住宅地では「周りの目が気になって…」と躊躇しがちですよね。

中庭は、建物の壁に囲まれた、まさに「プライベートな屋外空間」です。道路や隣家からの視線を完全にシャットアウトできるため、人目を気にすることなく、アウトドアリビングとして自由に使うことができます。

  • 天気の良い週末は、家族でブランチを
  • 夜はライトアップして、夫婦でワインを楽しむ
  • 夏にはお子様のビニールプールを広げる
  • 家事の合間に、ハーブを育ててホッと一息

暮らしの楽しみ方が、ぐっと広がると思いませんか?

家族の気配を感じながら、それぞれの時間を過ごせる

中庭を囲むようにリビングやキッチン、個室を配置する間取りは、家族のコミュニケーションを自然に育んでくれます。

例えば、キッチンで料理をしている時でも、中庭で遊ぶお子様の様子をガラス越しに見守ることができます。リビングでくつろいでいるご主人と、書斎で仕事をしている奥様が、中庭を介して互いの気配を感じられる。

つかず離れずの心地よい距離感が、家族の絆をより一層深めてくれるはずです。

防犯面でも安心感が高い

道路に面した大きな窓は、開放感がある一方で、侵入経路になるのでは…という不安もつきまといます。

その点、中庭は建物に囲まれているため、外部からの侵入が非常に困難です。採光や風通しは中庭に面した窓から確保し、道路側の窓は小さくしたり、高い位置に設置したりすることで、防犯性を格段に高めることができます。安心して暮らせる住まいというのは、何にも代えがたい価値がありますよね。

狭小住宅に中庭を設けるデメリットと対策

もちろん、良いことばかりではありません。狭小住宅に中庭をつくる上での注意点もしっかりと理解し、対策を練ることが「後悔しない家づくり」の鍵となります。

居住スペースが狭くなる可能性

当然ながら、中庭を設けた分、居住スペース(床面積)は減少します。そのため、設計段階で「本当に必要な部屋の広さ」を慎重に検討する必要があります。

【対策】 大切なのは、面積の数字だけでなく「体感的な広がり」を意識することです。例えば、リビングと中庭の床の高さを揃え、フルオープンの窓を採用すれば、内外が一体化した広々とした空間に感じられます。また、廊下を極力なくすなど、間取りの工夫でデッドスペースをなくし、効率的に面積を使うことが重要です。

建築コストが上がる?

中庭をつくると、外壁の面積が増え、窓の数も多くなります。また、中庭の床部分には防水工事や排水設備の設置が必須となるため、同じ床面積の家と比べると建築費用は高くなる傾向にあります。

【対策】 どこにコストをかけ、どこをシンプルにするか、メリハリをつけることが大切です。例えば、窓のグレードや建具の種類を見直したり、内装材を工夫したりすることで、全体の予算を調整することは可能です。

私たちのような経験豊富な住宅メーカーにご相談いただければ、ご予算内で理想を叶えるための最適なプランをご提案できます。

H3 メンテナンスや掃除の手間

屋外である以上、中庭には落ち葉や砂埃が溜まります。また、排水溝が詰まらないよう、定期的な掃除は欠かせません。

【対策】 設計段階からメンテナンスのしやすさを考慮しましょう。例えば、水栓を設置しておけば掃除が格段に楽になります。床材も、掃除のしやすいタイルやウッドデッキを選ぶと良いでしょう。植栽を置く場合も、手入れが簡単な種類を選んだり、鉢植えにして移動しやすくしたりする工夫が有効です。

H3 断熱性や音の問題

窓が増える分、外気の影響を受けやすくなり、断熱性が低下する可能性があります。また、中庭で発生した音が家中に響きやすいという側面もあります。

【対策】 断熱性能の高いサッシや複層ガラス(ペアガラス、トリプルガラス)を採用することも一つの方法でしょう。これにより、夏の暑さや冬の寒さを和らげ、冷暖房効率もアップします。音の問題については、間取りの工夫である程度解消できます。例えば、寝室を中庭から少し離れた位置に配置するなどの配慮が考えられます。

【間取り別】狭小住宅×中庭の素敵な暮らし

中庭の形状によって、光の入り方や空間の使い方が変わってきます。代表的な3つのタイプと、それぞれの暮らしのイメージをご紹介します。

コの字型:開放感とプライベート感を両立

建物をコの字に配置し、一辺が開けた形の中庭です。完全に閉じていないため、程よい開放感が得られます。リビング、ダイニング、キッチンなど、家族が集まる空間で中庭を囲む間取りが人気です。

  • 暮らしのイメージ: LDKのどこにいても中庭の緑が目に入り、家族との一体感が生まれます。開けている方向からの視線を植栽などでコントロールすれば、プライバシーもしっかり守れます。

ロの字型:完全なプライベート空間を実現

建物を四角く配置し、中央に中庭を設けるタイプです。四方を完全に囲まれているため、プライバシー保護の観点では最も優れた形状と言えます。

  • 暮らしのイメージ: まさに「空だけが見える」完全なプライベートコート。周囲の視線を気にせず、思い切りアウトドアライフを楽しめます。2階建てや3階建ての狭小住宅でも、各部屋の奥まで光を届けるのに非常に効果的です。

L字型:コストと機能性のバランスが良い

建物をL字型に配置し、角の部分に庭を設けるタイプです。比較的シンプルな形状のため、コストを抑えやすいというメリットがあります。

  • 暮らしのイメージ: 2方向が壁で囲まれているため、プライベート感を確保しつつ、角地のような開放感も得られます。駐車スペースとの連携や、玄関アプローチに緑を取り入れたい場合などにも柔軟に対応できるのが魅力です。

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理想の暮らしを叶える!中庭づくりの最重要ポイント【東京のハウスメーカーが解説】

さて、ここまで読んで「中庭、いいかも!」と感じてくださった方も多いのではないでしょうか。最後に、年間100棟の新築住宅を手掛ける私たちの経験から、理想の中庭づくりを成功させるための最も重要なポイントをお伝えします。

まずは「中庭で何をしたいか」を夫婦で話し合う

これが全てのスタート地点です。「なぜ中庭が欲しいのか」「中庭でどんな風に過ごしたいのか」を具体的にイメージすることが、後悔しない家づくりにつながります。

  • 「洗濯物を干すのがメイン?」
  • 「子どもを遊ばせるためのスペース?」
  • 「友人を呼んでバーベキューがしたい?」
  • 「ただ、ソファから緑を眺めて癒されたい?」

目的によって、最適な広さ、床材、設備のすべてが変わってきます。ぜひ、ご夫婦の夢をたくさん語り合ってみてください。

家事動線と生活動線を意識した間取り

特に奥様にとって、家事のしやすさは日々の暮らしの快適さを左右する重要なポイントです。

  • キッチンから中庭を通って洗濯物干し場へ
  • 買い物から帰ってきて、玄関からパントリー、キッチンへとスムーズに
  • 中庭を介して、リビングと水回りの行き来がしやすい

など、中庭を暮らしの「ハブ」として捉え、無駄のない動線を計画することが大切です。

光の入り方と風の通り道を緻密に計算する

ただ中庭をつくれば明るくなる、というわけではありません。季節や時間帯による太陽の動きを計算し、最も効果的に光を取り込める位置に中庭や窓を配置する必要があります。これは、専門的な知識と経験が不可欠な領域です。

私たちプロは、敷地の条件(方角、周辺環境)を読み解き、シミュレーションを行いながら、一年を通して快適な光と風を届けられる最適なプランを設計します。

まとめ:狭小敷地とは思えない、空と光を感じながら暮らす贅沢

狭小住宅だからと、明るさや開放感、庭のある暮らしを諦める必要はまったくありません。むしろ「狭小住宅だからこそ、中庭が活きる」のです。

中庭は、限られた空間に光と風、そしてプライバシーという価値をもたらし、日々の暮らしを何倍にも豊かにしてくれます。

それはまるで、都会の真ん中に自分たちだけのオアシスを持つような、この上ない贅沢と言えるでしょう。

東京という土地を知り尽くし、数多くの住宅を手掛けてきた私たちだからこそ、ご提案できるアイデアがあります。

 

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【後悔しないために】家を建てる前に、これだけは知っておいてください。

どんなに性能の良い家を選んでも、家づくりで後悔する人が後を絶たないのと同じように、家づくりも「正しい知識」と「手順」を知らなければ、どんなに情報を集めても理想の住まいは手に入りません。

家族の笑顔があふれる暮らしは実現できないのです。

理想の住まいを実現するには、住宅ローンに追われることなく、建てた後も豊かに暮らせる「最適な土地選び」と「正しい建物予算」を家づくり初期段階で確認することが必要です。

多くの方は、いきなり物件を見に行ったり、手当たり次第に住宅展示場に行ったりしたりしますが、もっと賢く、かつ、効率的に家づくりを進める方法がございます。

それが「家づくりの相談」です。まず最初に押さえるべきポイントを学ぶことです。

家づくりは考えるべきことが膨大です。月々の光熱費を抑える性能、家族の時間を育む間取り、そして何より大切な資金計画。初心者がこれら全てを独力で進めるのは容易ではありません。
昨今は情報の選択肢も増え、理想の家への道のりは複雑化しています。

そこで、横浜、川崎、相模原、町田を中心としたエリアに根ざして【20年以上、年間約100棟】の家づくりに携わってきた私たちが、「後悔しない家づくりの秘訣」を1からお伝えする【家づくりの相談】にお問合せ下さい。

注文住宅に興味がある方、注文住宅土地はまだご所有でない方は、「注文住宅のための土地探し相談」を、すでにご所有の方であれば、「設計プラン無料相談」からご来店予約をしてください。

 

【東京・神奈川エリア】イベント・キャンペーン一覧 | 理想の暮らしを実現する注文住宅なら「プリンシパルホーム」
東京・神奈川エリア(町田市・多摩市・八王子市・日野市・横浜市・川崎市・相模原市など)の注文住宅は「プリンシパルホーム」へ。プリンシパルホームからイベントやキャンペーン情報をお届けします。プリンシパルホームは20年以上の実績・高品質な自由設計...

 

まだ、家づくりの相談するほどでもない。。。

まだ、「今の段階では相談するほどでもない」ということであれば、カタログで、自分の描くイメージと弊社の建築デザインが一致するか確認してみてください。

イメージする空間設計が同じであれば、そこで初めて弊社までお問合せを頂ければと思います。

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