キッチンのパントリー、3つのタイプ別メリット・デメリット

パントリー 空間と間取り
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注文住宅を建てるなら、おしゃれで使いやすいキッチンにしたい!と誰もが考えますよね。そんな理想のキッチンを実現する上で、今や欠かせない存在となっているのが「キッチン近くにあるパントリー」です。

なんとなく「便利そう」というイメージはあっても、

「本当に必要なの?」
「どんなタイプが合っているんだろう?」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、キッチン近くにパントリーを設けるメリットから具体的なポイント、さらにはおしゃれな実例まで、あなたの家づくりを成功に導くための情報を余すことなくお伝えします。

ぜひ、理想のパントリーづくりの参考にしてください。

キッチンにパントリーを設ける3つのメリット

共働き世帯が増え、週末にまとめ買いをするライフスタイルが定着した今、キッチン近くのパントリーが人気を集めるのは当然かもしれません。単なる収納スペース以上の価値が、そこにはあります。ここでは、多くの家庭で採用されている3つの大きなメリットをご紹介します。

圧倒的に家事ラク!「取る・使う・しまう」が最短動線に

料理は段取りが命。キッチンとパントリーがすぐ隣にあることで、調理中の動きが劇的にスムーズになります。冷蔵庫から食材を取り出し、パントリーで乾物や調味料をピックアップし、振り返ればすぐにコンロがある…。

この「神動線」とも言える間取りは、日々の料理のストレスを大幅に軽減してくれます。調理だけでなく、重いお米や飲み物を買ってきた後の片付けも、最短距離で済むのは嬉しいポイントです。

ストック品が一目瞭然!食品ロスや二重買いを防ぐ

「あれ、ケチャップのストックあったっけ?」と、買い物先で悩むことはありませんか?パントリーがあれば、食品ストックを一箇所にまとめて管理できるため、在庫状況が一目で把握できます。

奥行きのある食器棚の奥から、忘れていた賞味期限切れの缶詰が出てくる…なんていう悲劇も防げます。買い物前にパントリーの中をスマホで撮影しておけば、二重買いの防止にも繋がり、結果的に節約にもなります。

生活感を隠せる!急な来客でも慌てないスッキリキッチンを実現

キッチン周りは、どうしても生活感が出やすい場所。特売で買った箱買いのミネラルウォーター、段ボールに入ったままのいただきもの、カラフルなパッケージのシリアルなど、パントリーがあればすべて隠して収納できます。

扉を一つ閉めるだけで、いつでもモデルルームのようなスッキリとしたキッチンを保てるため、急な来客時でも慌てる必要がありません。

ローリングストックに最適!災害時の備蓄庫としても大活躍

近年、防災意識の高まりから注目されている「ローリングストック法(普段の食品を少し多めに買い置きし、使った分だけ新しく買い足していく備蓄方法)」とも、パントリーは相性抜群です。

水やレトルト食品、カセットコンロなどをまとめて保管できる十分なスペースを確保することで、いざという時の頼れる備蓄庫として機能します。

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キッチンにパントリーを設置する際の広さは?

一言でパントリーと言っても、その形状や広さは様々です。家の広さや家族のライフスタイルに合わせて最適なタイプを選ぶことが、満足度を高めるカギになります。

大容量で人気の王道「ウォークインタイプ」

人が中に入れる小部屋のようなパントリーが「ウォークインタイプ」です。収納量が圧倒的に多く、食品だけでなく、普段は使わないホットプレートやミキサーといった調理家電、お客様用の食器などもまとめて収納できます。収納に集中できるため、「こもれる家事室」のような感覚で使えるのも魅力です。

買い物後の動線が神!「ウォークスルータイプ」

入り口と出口が別々にあり、通り抜けができるのが「ウォークスルーパーントリー」です。

例えば「玄関 → パントリー → キッチン」という動線にすれば、買い物から帰ってきて、靴を脱ぎながら荷物をパントリーに運び入れ、そのままキッチンへ…という流れるような動きが実現します。家事動線を何よりも重視したい方におすすめの間取りです。

省スペースでも実現可能「壁面収納(キャビネット)タイプ」

独立した部屋を設けるほどのスペースはない、という場合に最適なのがこのタイプです。キッチンの壁一面や背面を、天井までの収納棚にするスタイルで、奥行きは浅めですが、扉を閉めれば壁のようにスッキリ見えます。ウォークインやウォークスルーに比べて少ない面積で設置できるのが最大のメリットです。

広さの目安は?(1畳・1.5畳・2畳以上)

パントリーの広さは非常に悩ましい問題です。「何を、どれくらい収納したいか」を基準に考えましょう。

  • 1畳(約1.65㎡): 最も一般的な広さ。食品や日用品のストックがメインなら十分なサイズ感です。
  • 1.5畳(約2.5㎡): 食品に加え、小型の調理家電やゴミ箱を置くスペースも確保できます。
  • 2畳以上(約3.3㎡〜): 大型の冷凍庫(セカンド冷凍庫)やワインセラーを置いたり、デスクを置いて家事スペースとして活用したりと、使い方の幅が大きく広がります。

 

パントリーを設ける際の注意点

「せっかく作ったのに使いにくい…」注文住宅における後悔ポイントで意外に多いのがパントリーです。押さえておきたい5つの注意点についてお伝えします。

【後悔度No.1】コンセント不足で家電が置けない…

「ここに充電式の掃除機を置きたかったのに!」「ミキサーを使いたい時に不便…」という声は後を絶ちません。パントリー内には、1か所コンセントがあれば便利ではないでしょうか。必要であれば、床付近だけでなく調理家電を置くことを想定した高さにも計画しておくと、使い勝手が格段にアップします。

暗くて奥の物が見えない!照明計画の落とし穴

パントリーの照明を設置しないと、棚の奥が影になってしまい、何が置いてあるか見えにくくなります。特にウォークインタイプの場合は、人感センサー付きの照明にすると、両手が塞がっていても自動で点灯するので便利です。棚を照らせるような位置に照明を計画しましょう。

ニオイがこもる…窓の設置は必須?

食品を保管するパントリーにとって、湿気と熱気、ニオイ対策は非常に重要です。対策を怠ると、カビや虫の発生、食品の劣化に繋がります。可能であれば小さな窓や換気扇を設置するのが理想的です。それが難しい場合でも、壁に調湿・消臭効果のある「エコカラット」などの機能性壁材を室内に採用したパターンもあります。

棚が動かせずデッドスペースに!「可動棚」採用のすすめ

新築時にピッタリの高さで固定棚を作ってしまうと、後から収納したいものが変わった時に対応できません。背の高い瓶やペットボトル、新しく買った家電など、収納する物の高さは変化するものです。棚の高さを自由に変えられる「可動棚」にしておけば、デッドスペースが生まれにくく、常に最適な収納を維持できます。

ゴミ箱の指定席はどこ?忘れがちな置き場所

分別が必要なゴミ箱は、意外とスペースを取る厄介者。キッチンから丸見えの位置にあると、生活感が出てしまいます。パントリー内に、あらかじめゴミ箱を置くための指定席を確保しておくのがおすすめです。キャスター付きの台に乗せれば、掃除も楽になります。

キッチンパントリーゴミ箱の配置

新築時にピッタリの高さで固定棚を作ってしまうと、後から収納したいものが変わった時に対応できません。背の高い瓶やペットボトル、新しく買った家電など、収納する物の高さは変化するものです。棚の高さを自由に変えられる「可動棚」にしておけば、デッドスペースが生まれにくく、常に最適な収納を維持できます。

分別が必要なゴミ箱は、意外とスペースを取る厄介者。キッチンから丸見えの位置にあると、生活感が出てしまいます。パントリー内に、あらかじめゴミ箱を置くための指定席を確保しておくのがおすすめです。キャスター付きの台に乗せれば、掃除も楽になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。キッチン近くのパントリーは、ただの収納スペースではなく、家事動線を劇的に改善し、スッキリとした暮らしを支える重要な空間です。

ウォークインやウォークスルーといった種類の中からご自身のライフスタイルに最適な間取りを選び、コンセントの位置や換気、可動棚の採用といった「後悔しないためのポイント」をしっかり押さえることが成功への近道となります。

この記事でご紹介したアイデアを、ぜひこれからの家づくりにお役立てください。あなたの家族にぴったり合った、おしゃれで機能的な理想のパントリーを実現させましょう。

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