家賃が無駄?賃貸暮らしを卒業し、資産を築くという考え方

家賃が無駄?賃貸暮らしを卒業し、資産を築くという考え方 建築とお金
この記事は約6分で読めます。

「毎月払っている家賃、本当にこれでいいのかな?」

共働きで頑張っているのに、家賃として消えていくお金を見るたびに、そんな風に感じているご夫婦は多いのではないでしょうか。

「このお金を貯金に回せたら、もっと豊かな生活ができるのに」
「いつか自分たちの家を持ちたいけど、何から始めたらいいのか…」

もしあなたがそう考えているなら、それは自然なことです。賃貸暮らしが「無駄」だと感じるのは、決して間違った感覚ではありません。なぜなら、家賃は基本的に「消費」であり、あなたの資産にはならないからです。

しかし、家賃を「無駄」と感じるその気持ちこそが、あなたの未来をつながる原動力になります。

この記事では、賃貸に住みながらも「家賃が無駄」という考えを乗り越え、賢く資産を築き、最終的に理想の住まいを手に入れるための具体的な方法をご紹介します。

家賃が無駄と感じる理由とは?

なぜ多くの人が「家賃が無駄」と感じるのでしょうか?その根底には、賃貸と持ち家との明確な違いがあります。

払い続けても自分のものにならない家賃

賃貸物件に住んでいる限り、毎月どれだけ高額な家賃を支払っても、その部屋があなたのものになることはありません。住み続ければ続けるほど、支出は増えていきますが、それはあくまでも「部屋を借りるための費用」であり、資産形成には繋がりません。

一方、持ち家であれば、住宅ローンを返済することで、最終的にはその家が自身の資産となります。将来的な売却や、老後の住居費負担の軽減など、長期的なメリットを享受できるのです。

住宅ローンの返済との比較における家賃

「毎月の家賃と住宅ローンの返済額、大して変わらないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、両者には決定的な違いがあります。

住宅ローンの返済には、元金と利息が含まれます。元金の部分は、将来的にあなたの資産となる家の価値を積み上げていくものです。つまり、返済額の一部は「貯蓄」や「投資」に似た性質を持つと言えます。

しかし、家賃にはそのような資産形成の側面は一切ありません。全てが消費として消えていくため、長期的に見れば大きな機会損失となっている可能性があります。

資料請求バナー

\理想の家づくりは情報収集から!プリンシパルホームの7つのカタログ無料進呈/

「家賃が無駄」という気持ちを資産形成のバネにする

「家賃が無駄」だと感じるのは、決してネガティブな感情だけではありません。むしろ、それはあなたのお金に関する不安が解消され、健全な状態とも言えます。

まずは、現在の家計状況を客観的に把握することから始めましょう。

毎月の家賃が家計に占める割合を把握する

手取り収入に対して、家賃がどれくらいがいいか、どの程度の割合を占めているかを確認してください。一般的に、家賃は手取り収入の25%〜30%以内が理想とされています。これを超えている場合、家計を圧迫している可能性があります。

無駄な支出を洗い出し、削減する

家賃以外の固定費や変動費を見直し、削減できる部分がないか徹底的に洗い出しましょう。スマートフォンのプラン、使っていないサブスクリプション、外食の頻度など、見直しの余地はたくさんあるはずです。削減できたお金は、将来のマイホーム購入資金として貯蓄に回すことができます。

賃貸のメリットも理解する

「家賃が無駄」だと感じる一方で、賃貸暮らしには持ち家にはないメリットも存在します。それらを理解し、有効活用することも賢い選択です。

柔軟な住み替え

賃貸であれば、転勤や家族構成の変化に合わせて、比較的容易に住まいを変えることができます。これは、人生の様々な変化に対応できる大きなメリットです。

維持費や固定資産税の負担がない

持ち家の場合、固定資産税や修繕費、管理費など、家賃以外の維持費用が発生します。賃貸であれば、これらの負担は一切ありません。急な出費に悩まされる心配も少ないでしょう。

 

賃貸から戸建て購入への具体的な流れ

「家賃が無駄」という気持ちを原動力に、賃貸暮らしを卒業し、理想の住まいを手に入れるための具体的なステップを見ていきましょう。

1. 資金計画を立てる

マイホーム購入の第一歩は、綿密な資金計画を立てることです。

頭金の目標額を設定する

頭金は、住宅ローンの借入額を減らし、将来的な返済負担を軽減するために非常に重要です。一般的に、物件価格の1割〜2割程度が目安とされていますが、無理のない範囲で目標額を設定しましょう。

住宅ローンの事前審査を受けてみる

現在の収入や借り入れ状況で、どのくらいのローンが組めるのかを事前に把握しておくことは、物件選びの指針となります。複数の金融機関で事前審査を受けて、金利や条件を比較検討することをおすすめします。

住まいの相談

→本社ショールーム、横浜支店にて《住まいの個別相談会(無料)》を開催しております。
→設計・間取・仕様に関する疑問や不安についても随時、ご相談を受け付けております。
国内外のデザインアワード受賞多数!専門の設計士が対応
この機会に是非ご相談ください。「住まいの個別相談会」から24時間受け付中です。
お急ぎの方はフリーダイヤル【0120-021-541】をご利用ください。

2.情報収集と物件探し

具体的な資金計画ができたら、いよいよ物件探しです。

マイホームの条件を明確にする

どんな場所に住みたいのか、間取りはどのくらい必要か、新築か中古かなど、夫婦でよく話し合い、マイホームに求める条件を明確にしましょう。優先順位をつけておくことも大切です。

不動産相談や住宅相談会に参加する

インターネットの情報だけでなく、実際に不動産会社を訪れたり、住宅展示場で実物を見たりすることで、より具体的なイメージを掴むことができます。プロの意見を聞くことも重要です。

3. 賃貸から持ち家への移行計画

いよいよ具体的な移行計画を立てます。

引渡しまでの期間を考慮したスケジュール

住宅ローンの契約から引渡しまでには、ある程度の期間を要します。現在の賃貸契約の更新時期なども考慮し、無理のないスケジュールを立てましょう。

賃貸退去費用や引っ越し費用も考慮する

現在の賃貸物件の退去費用や、引っ越し費用も予算に組み込んでおく必要があります。見落としがちな費用ですが、意外と高額になることもあるので注意が必要です。

家賃は無駄ではないが、持ち家という考え方もある

「家賃が無駄」と感じる気持ちは、あなたの未来をより豊かにするための気持ちです。

賃貸に住んでいると、毎月の家賃がただ出ていくだけに感じてしまいがちです。しかし、その「無駄」だと感じるお金を、「未来への投資」と捉え直すことで、あなたの人生は大きく変わります。

確かに、持ち家には固定資産税や維持費といったコストがかかります。しかし、それらはあなたの「資産」を守り、価値を高めるための費用です。賃貸で支払う家賃は、どんなに払い続けても決してあなたの資産にはなりません。

「家賃が無駄」というネガティブな感情を、「賢くお金を使い、未来を築く」というポジティブな行動へと転換させることが、あなたの将来に投資するという前向きな考え方ですよね。

今日から、夫婦で話し合い、一歩踏み出してみませんか?家賃を「無駄」と感じるその気持ちを大切しながら、家族との暮らしを見つめてみる機会になれば幸いです。

住まいの相談

→本社ショールーム、横浜支店にて《住まいの個別相談会(無料)》を開催しております。
→設計・間取・仕様に関する疑問や不安についても随時、ご相談を受け付けております。
国内外のデザインアワード受賞多数!専門の設計士が対応
この機会に是非ご相談ください。「住まいの個別相談会」から24時間受け付中です。
お急ぎの方はフリーダイヤル【0120-021-541】をご利用ください。

注文住宅TOPページ

タイトルとURLをコピーしました