ミューダム®

繰り返しの地震でも変わらない制振
刀と鞘のような二重構造の鋼管がスライドする筋交い型のダンパーです。地震が発生すると、スライド部分でアルミと鋼材の「金属流動」が起こり、地震エネルギーは熱エネルギーに変換され揺れが低減します。
地震の揺れを 80% 低減
揺れを低減させる金属流動とは?
金属流動とは、異なる金属同士が摩擦を受けながら、摩耗することなく一方が軟化し柔らかく動き始める現象のことです。複数の大学及び研究機関等との基礎研究の結果、繰り返し摩擦を受けても一定の摩擦抵抗力を保ち続ける「アルミと鋼材」の組み合わせを発見しました。

ミューダム®のメカニズム
ミューダム®は、刀と鞘のような二重構造の鋼管がスライドする筋交い型ダンパーです。地震が発生すると、スライド部分でアルミと鋼材の「金属流動」が起こり、地震エネルギーは熱エネルギーに変換され揺れが低減します。

繰り返しの地震に強い
8トンの錘(おもり)を載せた実大住宅実験では、兵庫県南部地震(1995年)を再現した地震波を48回も加振しました。ミューダム®は全く健全であり、住宅は各回ごとにほぼ原点に戻りました。従来の木製筋かいにミューダム®を追加した実大2階建住宅に、兵庫県南部地震(1995年)を再現した振動台実験では、最大の揺れが80%も低減されました。

断熱材が併用可能な薄型設計
ミューダムは断熱材が併設可能な薄型設計。住宅の断熱性能を犠牲にすることなく、構造のバランスを優先した壁配置を可能にします。

60 年以上の耐久性
住宅は人生で最も大きな買い物の一つ。いつまでも安心して長く住み続けるためには、制震装置に「耐久性」が求められます。右の2つのグラフは、①通常の試験体と、塩水を噴霧してボロボロに錆を発生させた②腐食後の試験体に、繰り返し100回の摩擦実験を行った結果です。グラフの形状は、腐食後であっても、ミューダム®の耐力が低下することなく「安定した性能」であることを示しています。




